ある地上波のアナウンサー
一昨日だったか、その一つ前ぐらいなんですが、菅官房長官がテレビにご出演されていて、地上波テレビですね。
アナウンサー(MC)がですね、菅官房長官がお出ましになるテレビですから、それなりのアナウンサー(MC)の方が出てたと思うんですが、その人がこう言ったんですね。
「90年ぶりの豪雨が毎年降るようになってきた。」っていう風に言ったんですね(笑)
なかなかこれ、面白いですよ。
90年ぶりの豪雨が毎年降る。じゃあ、別に毎年の豪雨であって90年ぶりじゃないじゃないの、と(笑)
だけど、90年ぶりの豪雨が毎年降っている、という風にそのアナウンサーが言ったわけですよ。
それを受けて、菅官房長官が、まあ最近の洪水っていうのが、省庁間の協力が不足しているんで、自分が命令して、省庁間の垣根を取ってもらったと。
そしたら、災害が半分くらいに減った、というような事を、一生懸命言っておられました。
ここで問題にするのは、90年ぶりの豪雨っていうのが毎年降る事があるのか、と。
このアナウンサーは何を言っているのか、と。
90年ぶりの豪雨というのは、90年に1回ですから、毎年そんな豪雨があるはずがないわけですね。
しかし、事実、NHKを始め、それは民放でしたけども、民放も一生懸命90年ぶりの豪雨が毎年降っている、とかですね。
普通の言い方ですと「観測史上最大の豪雨が今日も降りました。」
次の日になるとまた「観測史上最高の雨がまた観測しました。」
毎日毎日、観測史上最高の雨が降るんですね。
アメダスは40年前
これはどうしてかって言うと、このブログでも何回かお話しましたけども、アメダスの1個1個の観測値を史上最大というようにしてるんですよ。
これは国民を脅す為ですけどね。
ただ、90年前というのはもう一つ問題があって、アメダスが大体整備したのは1976年ぐらいですから、45年前と言っても良いし、40年前と言っても良いんですね。
ですから、現在僕らが地上波テレビで聞く「観測史上最大」とかいうのは、全部40年間で最大なんです。
しかも、アメダスは1300箇所ありますからね、毎日毎日どっかで最高記録を出しても、47都道府県ですから、それを約50としても26年間続くんですよ。
しかも、記録っていうのは雨だけじゃないんです。雨でも1時間雨量・3時間雨量・24時間雨量・降り始めてからの雨量とか、色々ありますからね。
それから、気温も最高気温・最低気温・7月の最高気温・6月の最高気温と、こういう風にありますからね。
ですから、もう最高気温とか最低なんとかっていうのは、もの凄く量が多いんですよ。100ぐらいあるわけですよ。
それの1300ですから、13万個かな?(笑)13万ぐらいあるんですよ。
それを、史上最高といっているので、みんなの頭には史上最高だけが残るんですね。
そうすると、温暖化だって事になるんですよ。(笑)
そういう事じゃないんですね。温暖化であったって、何だってそうなんです。
僕は、雨量なんていうのはやっぱり、日本全体で最高っていうのがちょっと大きければ、九州地区で最高とか、北九州で最高とか、中国地方、山口県・広島県あたりで最高とかっていうような表現をしないとですね。
アメダスっていうのは1300箇所ですから。
だから、47都道府県でしたら1つの県に26箇所あるのかな?
ですから、本当は村々にある、町々にあるっていう感じなんですよ。
だから、隣町が1時間に100ミリ降った事が何回もあっても、その隣町はちょっと雲の動きとか、山の形とか、気流なんかで降らない事があるんですね。
ウソを言うのが平気になった地上波
ですから、そこが降るとまた「最高だ」と、この嘘が、嘘はNHKなんかが国民を脅そうと思って言ってるんですけど。
これがどこに問題を生じるかというと、治水工事とか都市の水害とかそういうものに悪い影響を及ぼすんですね。
というのは、普通の雨が降ってるのに、それを史上最高とか90年ぶりの豪雨、なんて言うもんですから、“自然がひどくなったので人間はちゃんとやっている”って事になるんですよ。
ところが、普通の雨が降ってるのに災害が頻発してる、って言うと、これは“治水工事の問題”になるんですよ。
ですから、テレビがどう伝えるかによって、対策が変わっちゃうんですね。
私は、最近の気象障害、気象による風の強さとか、気温の高さとか、雨の強さによって生じる被害は、ほとんど地上波テレビが作り出した、頭の感染ですね。テレビウイルス。
頭が感染するのがもっと怖い
やっぱり人間はですね、頭の動物ですから何でも頭で考えるんですよ。
これはこうだ、あれはああだ、と。
それで、それによって行動するんですね、税金も払うわけですから。
頭がイカれちゃうとね、人間ていうのはもうダメになっちゃうんですよ。
普通は、割合と昔だったら学校の先生が教えたし、専門家も魂があったから嘘は言わなかったんですよ。
それから、テレビなんかでも、ちゃんとした専門家の話を聞くという事だったんですね。
私も最近テレビに出てないんですけど、どうして出てないかっていうと、主な原因の一つは、みんなが言っている事を言わされるんですよ。
みんなが言っている事でも嘘が多いんですね。
今も半分ぐらいみんなが言っている事が嘘なんですよ。
例えば、この豪雨なんかがそうですね。
ですから、僕、テレビ出てる時に天気予報士にいつも文句言ってたんですよ。
「それほんとですか?それ最高なんですか?そのアメダスだけの記録じゃないんですか?熊本県は平均もっと高いと思いますけどね。」とかね。
しょっちゅう、そういう事言わないといけないんですよ。
段々段々みんなが「武田出てるとうるさいから。」って事になって。
まあ、良いですよ。全然そんなとこに出たくないですけど、まあ、少しは出たかったんですけどね。
だけど、嘘を言うのはダメなんですよ。
それから、人にはそれぞれの意見があるんですね。
僕はタバコを吸っても肺がんにならないっていう考えで、タバコをみんな吸ってる時は、肺がんは1万人ぐらいだったけど、タバコをみんなやめだしてから、肺がんはもう10万人ぐらいになってるわけですよ。
副流煙なんか特に酷くてね、女の人が副流煙に遭わなくなったので、(これが因果関係がそれほどはっきりしておりませんが)乳がんなんかも凄く増えましたしね。何しろ、身の回りから発ガン性物質を除いたりすると、がんになるし。
それから、この前京都大学の先生が、「今度のウイルスで日本に感染が少なかったのは、日本が中国からの渡航者を禁止しなかったからだ。」大体、3月の15日ぐらいまで入れてたわけですよね。
日本って結構ふざけててですね、ほんとに日本ってふざけてるんですよ。形式主義だから。
武漢でウイルスが出ましたよね。
そうすると、武漢からの渡航を禁止したんですよ。
アホか?って感じなんですよね。(笑)
日本人ってね、現在もうそのぐらいの頭脳になっちゃったんですよ。
武漢でウイルスが出たので、武漢からの渡航を禁止するっていう、それでみんなが「それで安心だ」と思ってしまうわけですよ。
その禁止は1月の中旬ぐらいにしたかもしれませんね。
だけども、武漢っていうのは1千万人ぐらい人口がいるんですが、武漢から新型ウイルスが出た後ですよ、武漢を脱出した人が500万人、ちょうど半分なんですよ。
だから、武漢から来るを抑えたところで、武漢から逃げた人が日本に来ますからね。ですから、どうしようもないんですよ。
ところが、これが良かったんですよ。
これが良かったというのを、京都大学の先生が色々計算されたり、解析したりして、これは本当の学問ですね。
意見の違いはあっても学問なんですよ。
だから、ここでも紹介できるんですが、その人達が最初に日本人に感染させたって言うんですよ。それで免疫が出来たって言うんですね。
そこで、2月ぐらいに大体日本人に免疫が出来た、そこで流行らなかったって言うんです。
だから、その先生の結論は僕と非常に似てるんですね。僕は別の根拠からなんですが。
従って、その先生が言うには「3密はダメだ、マスクはダメだ、自粛は必要ない」って事なんですね。