話の時間:「みんなが言っている」

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話の時間:みんなが言っている

「発症していなくても感染する」を調べてみた。

この「話の時間」っていうのを始めたのは、30年前ぐらいから日本社会って変になってきましたんですけど、まだ、1990年代っていうのは、このブログなんかもあんまり発達していませんでしたけども、まあ、ちょっと一部を修正するって感じだったんですね。

世の中ちょっと変になっちゃったと。

ここの所変ですよ、って言うとそこがこう直るっていうですね、そういう感じだったんですよ。

最近ではマイクロプラスチックなんてありますけど、あれなんかも1980年ぐらいに一回、プラスチックが環境に残る残るって言ってですね、生分解性プラスチックなんかの研究が進んできたんですけども。

まあ、間違いだったわけですね。プラスチックはすぐ分解してしまいますから。

しかし、そういうのも普通に言ったら修正されるっていう時代だったんですね。

ところが、今はもう山のように変な事があるもんですからね、もう、何というか系統的に修正するという事ができなくなっちゃったんですね。

私もそれで一応、「話の時間」という事で、世の中のもの凄く大きな矛盾だけですね、ちょっと話題にしようかという事で少し始めたんですね。

今日は「みんなが言っている」ってやつですね。

実はですね、コロナウイルスについて、普通の風邪っていうのは発症しないと感染しないんですけど、発症しなくても感染するっていう事が言われたわけですよ。

それで、いや、発症しないで感染っていうのは、それは特殊なケースだから、って私が言ったわけですね。

というのは、理屈から言えば、ウイルスが喉の粘膜に付くわけですよ。

喉の粘膜というのは、身体の細胞の外皮ですよね。

それを食い破って、ウイルスが細胞の中に入るんですね。

ウイルスというのは自分で栄養を作れませんから、人間の細胞の中に入らないと増殖できないんですよ。

自分と同じ身体作る為には、栄養が要りますからね。

それで、食い破って細胞の中に入ってバァーっと増えるわけですよ。例えば、ウイルスが10万個になると、そうするとその細胞が死んじゃうわけですよ。自分の細胞が死んじゃうわけですね。

それでまた喉にバァーっと出てくるわけですよ。

そうすると「これは大変だ」っていうんで、咳とかくしゃみをするんです人間はですね。

それで、咳とかくしゃみをしてきて、喉に出てきたウイルスを出そうとするわけです。

それがくしゃみとか咳ですね。

そのくしゃみとか咳には、ウイルスがもの凄く入っているから、それが机に落ちたりトイレに落ちたり、空気中に飛散したりして、それで感染するわけですね。

ですから、症状が出なければ感染しないんですね。

特に、熱が出るっていうのは体細胞の内側に食い破ってウイルスが入ってくると、身体は「これは免疫で止めなきゃいけないな」って事になるので、熱をまず上げて、(熱を出すのは身体の方が発熱して、ウイルスの方が発熱するわけじゃないんですが。)身体が発熱して免疫細胞を作り始めるわけですね。

ですから、いずれにしても、ウイルスが増えて他人に影響を及ぼすようになるという事は、症状が出てからなんですよ。

だけども、今度のコロナウイルスは、症状がでなくても感染するっていうから、それを専門家に聞いたら怒られましてね。

「何言ってんだ、そんな事言ったら迷惑するぞ。」なんて言うから、実は論文を読んでみたんですよ。

「みんなが言っている」を止めなければ。

あのね、みんな論文読まないんですよ。他人が言ってる事をそのまま。特に、国が言ってる事をね。

日本人はやっぱり、それ良い性質て言えば良い性質ですけど、権威主義なんですね。

NHKが言ってるとか、国が言ってるっていったら、もう、相手を罵倒するんですよ。

で、僕読んでみたら、いやいや、その論文はもうもの凄く酷い論文で、ドイツの論文とイスラエルだったかな?

要するに、2つの問題があるわけです。

1つは論文としても全くダメな論文なんですよ。

「発症しなくても感染する」という事を結論できるような論文じゃないんですよ。全然(笑)

逆なんですね「この場合、発症しない時に感染したとも言える」という感じなんですね。

こういったやつは、今までの事実を覆すにはちょっと弱い論文なんですね。

それからもう1つは、それが1例~2例なんですよ。

1例~2例っていうのは、もしかしたらあるかもしれないんですね。発症しなくても感染するという例があるかもしれないんですよ。

1つはね、中国から来た人に接した時には、まだその中国人は発症してなかったけど、後に発症したって例を挙げてるんですけど、中国から来た時に体内にあって、潜伏期間だったとも考えられて、それだったらもう全然発症しないのは関係ないんですね。

それで僕はそれを読んで、ある専門家に言ったんですよ。

「私が論文を読んだらこうだったんですけども、あなた、発症しなくても感染するって言ってますけども、どの論文読まれたんですか?」

「読んでない」って言うんですよ。(笑)

ビックリしましたね。専門家ですよ?専門家が読んでなくて「みんなが言ってるから。」

テレビに出ている人すら「みんなが言っている」

で、実は私「みんなが言ってるから」で思い出すのはSTAP論文なんですよ。

STAP細胞の時にですね、物凄い騒いだんですね。で、その時私、結構地上波のテレビに出てたんですけども、地上波に出たら、そこのスタジオにいる評論家みんながSTAP細胞を批難するんですよ。

私がですね、「私、NATUREの論文読んだんですけど、しっかりした論文でしたよ。」って言ったんですよ。

隣の人が割合と専門家的な人だったから、「先生は論文読まれました?」って言ったら「読んでない。」って言うんですよ、隣が。

それで僕が「えっ?読んでないんですか?それで何で、STAP細胞は間違えたって言っておられるんですか?」って言ったら「みんなが言ってる。」っつったんですよ。(笑)

そうするとね、テレビっていうのは何観てるんですかね、アレ。

誰か一人が間違って言う、例えば今度だったら、コロナウイルスは発症しなくても感染すると言う。

その人も論文読んでるか分からないんですよね。

で、言う、そしたらみんなが、論文読むの面倒くさいから、言った事をそのまま人に言う人に言う、ずーっと言ってるうちに、そういう人が1000人になる。

そしたらそれが事実になる。

そんなバカらしい事は科学にはないんですよ(笑)

僕は時として「これはどうですか?」って言うとね「何、そんな事聞くの?」って言われるんですよ。

例えば、今だったら「日本より人口密度が1/10ぐらいの国でコロナウイルスが流行してるけど、何で3密が悪いんですか?」ってこう言うんですよ。

そしたら大体の返事は「3密が悪いなんてけしからない事を言うな。」ってこういうのが出てくるんですよ。

僕が聞いてるのはそうじゃないんですね。論文が1個も見つからないんですよ。事実がないんです。論文じゃなくても良いんです、評論でも良いし、新聞記事でも良いんですよ。

ただ、事実が書いてあるものじゃなくちゃいけないんですよ。普通は。

事実は書いてないで仮定からスタートして、物凄い先までいくんですよ。

洪水・感染…なんでも「みんなが」

今年の洪水なんかもそうなんですね。

何か、地球温暖化で雨が多くなってる。本当かな?と思って気象庁のデータを見ると増えてない。

そういうのがもの凄く多いんですよね。

2年前の風の台風もそうでしたよ。

もの凄く酷い風だってみんなが言ってるから、風の風速を調べたら秒速46メートルか43メートルで、建築基準法の範囲内なんですよ。

だから、大阪なんかで酷い被害を受けたのは、建築基準法違反で増築したような所が壊れてるわけですよ。

だから全然風の強さと関係ないんですね。

もちろん風が強いからだけど、建築基準法を守ってれば、まあ高知県なんか結構守ってたんで、被害がないわけですよ。

だけども、何かテレビに出てる人なんかも、洪水の問題とかコロナの問題で、有名人、アナウンサー、それから政治家とかそういう全然勉強してない人が、突然、結構強い意見を言うんですよ。

僕はやっぱりそれ言えないんですよ。僕は科学者であるから当たり前ではあるんですけども。

科学者っていうのはデータを自分で見て、納得するって事なんですよ。

よく「あなたは専門家じゃない」って、いや、専門かどうかじゃないんですよ、問題は。

科学者でしたら、医学論文でも何でも別に読めるんですよ。理解する事も出来るわけですよ。

だから、専門家でデータをあたらない、論文をあたらない、事実をあたらないで言ってる人は専門家じゃないんですよ、それは。

一番酷いのが、このまましたら80万人か何かが重症化して、40万人が死ぬっていうあの論文。

あの論文はね、論文の中が無茶苦茶なんですよ。(笑)

だから論文読めば、みんなが言ってる事が嘘だって分かりますけど、あの論文を出したテレビ局とか新聞は、多分読んでないんですよ、中を。(笑)

結論の部分だけ見てるんです。

その使ってる式とか、その式に入れてる数字とか、そういうのをちゃんと見なきゃいけないんですよ。

それを見なければですね、それは専門家だって分からないんですよ。専門家っていうのはその論文を読んだら、そこに使ってる式とか数値とか考え方が…。

例えば、今ここで言ったらですね、発症しなくても感染する、だけども普通は発症っていうのはどういう時に発症するか、発症してないっていうのは、ただ喉に付いてるとか、喉に付いてるといったら、空気中歩いたらいくらでもあるしですね、空気中も結構不活性なウイルスって結構いますからね。

もう、1分か2分か経ったらみんな不活性になっちゃんですから、生きてるけど。

それが喉に付いたら、PCR検査なんかで出てくるし、増殖してないから少ないといったって、感度が高い検査をしたらですね、それも出てしまうわけですよ。

だけど、僕が今日言いたい事は、「みんなが言ってる」っていうのを絶対やめるって事ですよ。

「みんなが言ってる」っていうの使うんだったら、意見を言わないって事です。

これはもう、最低の道徳なんですよ。ええ。最低の道徳なんですね。

ちゃんと見て、見るっていうのは現物を見なくても写真を見ても、映像観ても良いですよ。だけど映像なんかの場合はそれは部分的に観てる可能性があるという事をちゃんと解るって事ですね。

それをしっかりして、それがまた嘘じゃない、例えば僕がよく言うように、湾岸戦争の水鳥みたいに記者が自分で重油かけて写真撮ったりしますからね、人間って悪い事いくらでもしますからね。

だから、そうじゃないって事もちゃんとしなきゃいけませんね。

まあ、最近になってコロナもようやくですね、この前、京都大学の先生の話を聞いてたら、それはちゃんとデータに基づいてましたよ。

何故、日本が発症が少ないのか、3密なんか見当はずれだ、マスクなんてしなくて良いって言ってましたけど、僕はちゃんとデータを見て、論文を見て話してる人は3密とも言わないし、マスクとも言わないと思うんですよ。

それから、まさに発症しなくても感染するなんて言う人はですね、その論文読んでないと。

まあレアケースってあるんですよ?

例えば、世界で今何百万人って感染してますからね。そういう時に、1例か2例はですね、それは特殊なケースがあるんですよ。

しかし、我々はそんな事言わないんですね。大体、大勢はこうだって言うんですよ。

空気感染だってそうですね。

空気感染はもちろんあるんですよ。だけども、大半が接触感染であり、大半、90%~95%ぐらいがそうだったらそっちを言わないとですね、流行は止まらないんですね。

まあ、今日のポイントはあんまり発展しないで「みんなが言っている」っていうのを止めなければ、日本は誠実な情報が流れないっていう事を、是非、希望したいと思います。

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