僕は悪徳環境運動家のために多くの人が苦しむのを見ることができない

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僕は悪徳環境運動家のために多くの人が苦しむのを見ることができない

レジ袋の誕生、技術開発。

レジ袋の有料化についてはですね、社会的問題もしくは材料面からいっても非常に小さな問題ではあるんですが、日常的に買い物したりなんかする、色んな方にとってはですね、大変な負担があったり、また面倒くさかったりするわけですね。

僕はここにタイトルに書いたように、悪徳環境運動家のために多くの人が不便になるのを見てられないんですよ。実は。(笑)

私は、それ程しょっちゅう買い物をするわけじゃないんで、レジ袋なんか関係ないっちゃ関係ないんですが。

いや、しかし、こんな悪徳環境運動家のやりたい放題にさせて良いのかと。

まあ、そんな事はこの社会に許されるのかという風な感じがしますんでですね、ちょっと今日は、落ち着いてレジ袋の誕生から、資源的問題・環境的問題・技術的問題について、できるだけ冷静沈着にお話をしたいと思います。(笑)

石油っていうのは、生物の死骸なんですね。これは非常に重要なポイントなんですね。

ですから、地下から石油を(原油ですけど)掘り出しますとね、真っ黒でドロドロしたものなんですよ。死骸ですから仕方ないんですけどね。

それを大体は、アラブとかそういう石油生産基地で、ある程度精製します。

そして、一番黒くてドロドロしたものは、道路に敷くアスファルトですね。アレも石油なんですが。

それから、中間的なものといったら、大体、航空機のジェットエンジンに使う燃料とかですね、それから、トラックの燃料とか、そういったものが結構そこら辺に使われるんですね。

それから、軽い方…軽い方というのは揮発しやすいと言うか、サラサラ流れる方なんですけど、そういうのはガソリンとか、ちょっと専門的になるんですが、BTX成分といってですね、やや化学原料になったり、エンジニアリングプラスチックになったり、っていう化学工業側に流れるものがあるんですね。

で、一番割合と多くて、かつ、あまり用途がなかったもの。なかったものと言ったらまた、ちょっと心に留めておいて欲しいんですけども、それに、エタン、エチレン、プロピレン、プロパンといったそういうものがあるんですね。

プロパンは日本では割合と、伊藤忠だったかな?
巧みに使ってですね、プロパンガスっていうのを造りました。
非常に社会的には功績のある仕事でしたね。

というのは、エタン、プロパン、エチレン、プロピレンとかそういったものはですね、あんまり用途がないんですよ。

そうすると、どういう事になるかというとですね、石油を分解したのは良いんだけど、非常にドロドロした方は道路にでも敷けば良いと。

それから、中間的なものは燃料として飛行機に使ったり、自動車に使ったりできると。

軽い方も、ガソリンだとかゴムなんかに使えるものは良いんだけど、いよいよ使えないものに、エタン、プロパン、エチレン、プロピレンみたいなですね、半分ガスみたいなものがあるわけですね。

それはもう最初用途がなかったわけですよ。

だから、今から4~50年前に、石油化学コンビナートの近くに住んでる人とか、近くを通りかかった人はですね、夜になると、石油化学コンビナートの煙突の上からですね、バァーっと火が出てるのが見えたと思うんですね。

最初はあれは事故か何かと思うんですけど、違うんですね。

石油っていうのはもの凄く量が多いですから、余ったものはですね、もう焼くしかないんですよ。
焼いてそこで捨てるしかないんですね。

もちろんCO2出ますよ。もちろん出るんですけど。(笑)

それの一つがエチレンであり、ポリエチレンだったんですね。

その次の、ポリプロピレンていうのは、今では自動車のバンパーですね。
まあ、バンバーていうのはもう壊れる為になるような物で、そういう用途が後で開発されて、ある程度使えるようになったんですね。

それで、ポリエチレンもですね、だいぶ触媒が開発されたり色々してもの凄くみんな多くの人が努力して、それで使えるようになったのが、例えば、ビールのケースとかですね。

ビールも最近ビール瓶がないので、あまりビールのケースはダンボールになってしまいましたけど、ビールのケースとか。

それから、それこそレジ袋、ポリ袋っていうのになったんですね。

昔はビニールと言っていたんですけど、アレは塩化ビニールだったんですけど。それが、塩化ビニールからポリエチレンになって、より一層性能も良いし、それから環境的にも良いものになったんですね。

その一つがレジ袋だったわけです。

万引きを誘発するシステムはよくない。

で、レジ袋が、スーパーが、急激に増えまして。

それまで対面販売だったものですから、対面販売に買いに来るのはほとんど主婦、専業主婦でしたね。

ですから、買い物かごっていうのを持ってですね、あの頃買い物かごって大体竹みたいなものでできてたんですが、買い物かごを持って主婦が歩いて行くっていう時代ですよ。

それで近くの商店街で、野菜だとか肉を買って帰ると。

まあ、今の女性解放の人からみたら「ふざけんな」と言うんですけど、まあそれはそういう時代だったんですね。

ところがそれでスーパーが出来まして、家族で車でスーパーに行って、ごっそり買って帰ってくるっていう時代になりました。車も段々普及し、かつ、冷蔵庫も普及してきましたんで、そういう消費形態になってきたわけですね。

で、レジが出来て、それで安く売る為にあんまり店員の数を増やさない、っていう事になると、今度は物凄い勢いで万引きが出てきたんですよ。

よく「万引きする方が悪い」っていう人がいつもいるんですけどね、やっぱり犯罪を誘発するような構造っていうのはあんまり良くないんですね。

人間の心っていうのは、目の前に現金が落ちてたりして、拾ってしまうって事があるんですよ。

まあそれを全部悪いっていうわけにもいかないんで、できれば、もちろんそれはある程度悪いと咎めるんですけど、それと共に、万引きを誘発するようなシステム自身を作らないって考えるのが、私達技術者なんですね。

それで、半透明のレジ袋を、どうせプラントの煙突から燃やしてんだから、それを、触媒を開発して、一生懸命開発したんですよね。そして、レジ袋を作ったんです。

さらに、レジ袋をですね、取手の所を作ってですね、それで製造の時にレジ袋を作る時に取手の所を切り離して、それを工場の中でリサイクルするっていう。

しかも薄さをですね、まあ日本人らしくてきちーっと薄くしてですね。
大体、スーパーで持って帰る時は破れないと。何回も使ってると破れると。
で、ゴミ袋として利用してゴミにも捨てられる。

ゴミ袋として使えるという、もう最高のものが出来たんですね。

私はプラスチック製品って詳しいんですけど、数あるプラスチック製品の中で、最も素晴らしいのがレジ袋なんですよ。環境にも素晴らしく良いわけですね。もう薄さギリギリ。

今、自治体がやってる専用ゴミ袋なるものはですね、ダイオキシン騒ぎに便乗して、あんな厚手のものを業者に作らせて、それで「この種ではこれしかダメだ」「45リッター」とか言って売ってですね、これはまあ癒着なんですよ。

だって自由にしたらレジ袋になるんですからゴミ袋は。

だから半透明でなんの問題もないんですけど、わざわざ、薄手のレジ袋を使わずに厚手の専用ゴミ袋をやるわけです。

専用ゴミ袋こそ、最も環境に悪いんですね。というのは、一回しか使えない。ゴミを捨てる為だけに新品のものを使うなんていう、頭おかしいんじゃないかと思うようなものなんですね。

全部悪徳ですよ。これを悪徳環境運動家じゃなくて、市役所は悪徳とは言えないんですけど、まあ、悪徳なんですね。

プラスチックは分解するか?

ところで、もう一個の問題。プラスチックは分解するかって問題なんですけども。

これはですね、何かプラスチックは分解しないと思っちゃうらしいんですけどね。

プラスチックというのは、我々は食べられない物のように見えますけど、微生物とか小さな生物から見ると、あれは我々でいえばビフテキみたいなものなんですね。

ちょうど脂肪ですよ。あれ脂肪なんですね。

我々は豚の油なんか食べますよね。それから、サラダ油とかそういうの食べますよね。
ああいったものの、あれ鎖なんですよ。短い鎖で鎖の構造してるんですけど、鎖が長く繋がったものがレジ袋なんですよ。

で、よく観測する人は、僕にどなたかが言いましたけど、

「だって武田先生、レジ袋って外に放っといたらすぐ弱くなっちゃいますからね」と言ったんですが、その通りで、太陽の光でも簡単に分解するんですよ。

さらに太陽の光と、微生物がもう…微生物はビフテキみたいに見えますからね、だからもうじゃんじゃん食べるんですよ。

で、特に大きなプラスチックっていうのは、体積に対して表面積が小さいわけですね。ですから、端から食べてくの結構時間かかるんですけど、レジ袋みたいに薄いやつは、瞬く間に食べてしまいます。

よく、マイクロプラスチックは残るなんて…。

これね、私がブログをちょっと「話の時間」て言うんで、違うようにしたのはですね、まさかと思うような事が起こるんですよ。

専門家がね、「大きな物は波で砕けるけど、小さくなると砕けない」っていうその、何て言うんでしょうかね、専門家と言ったって「高等学校の知識もないの?」っていうぐらいの人が、テレビに出て言うんですね。

これはテレビの方は、多分悪意なんですよ。テレビはそんな事ぐらい知ってるんですが、そういう事を言う、金まみれの専門家に言わせるんですね。

まあ僕も今から考えますと、随分テレビ局と喧嘩しました。(笑)

「いやそんな事言えない」と僕が言うんですよ。例えば、「石油が枯渇する」「いや、石油は枯渇しません」「それを言って下さい」ってテレビ局が言う。そしたら僕が「そんな事は言えません。私は学者ですから。」なんていう戦いをもの凄くやりました。

今で言えば夜の11時~12時までですね、テレビ局との電話と対決したのは何だったのかという感じがしますよね。その挙げ句にこんな社会ができて、テレビが嘘ばっか言うような時代を作っちゃったわけなんですね。

まあいずれにしても、小さいもの程分解が早いんで、すぐ分解しちゃうんですよ。

で、こういったブラスチックが分解しないっていう、一つ前の運動は1980年ぐらいに始まった運動で、この時は、海上のプラスチックじゃなくて、陸上のプラスチックだったんですね。農業用フィルム。

よくあの頃はですね、ビニールハウスなんつうのが出来るようになった時代で、ビニールハウスに使ったビニールが、畑に散乱してると、こんな事したら畑がビニールだらけになる、なんていう、くだらないまた悪徳環境運動家がいてですね。(笑)

それで、自己分解性プラスチックとか、生分解性プラスチックっていう研究が盛んに行われました。

特に、批判の中心となりそうだった、あの頃、テレビメーカー、パナソニックみたいなものとか、それから、トヨタ自動車みたいなのが懸命にそういう研究をしました。

ところが、もちろんそれと一緒にですね、プラスチックの分解の研究も行われて、プラスチックというのは、ほとんどすぐ分解するという事が分かって、それで1990年代の全般にはですね、生分解性プラスチックの研究は全部なくなって、一斉にそういう製造もなくなりました。

プラスチックは分解するんだと。容易に分解するんだと。そこら辺の畑に置いといても。
わざと置いとくといけないんですね。これも程度問題で。

そのままじゃあ分解するからそこら辺の畑にみんな置いておけば良いじゃないかって、それはダメなんですけど、限度を超えてるんですけど、普通にゴミはゴミとして捨てて、忘れて残った分とか、そういう物は残らないっていう事だけ言ってるんですね。普通に生活したらどうだって話で。

すぐ悪徳環境運動家が出てきてですね、「じゃあプラスチックはそのままそこに捨ててりゃ良いのか」「武田はそんな事言うのか」って。

いや、そんな事決して言ってないんですけどね。(笑)普通に回収する。

だから私、東京都の小池都知事がですね、このマイクロプラスチックの問題が出てきた時に、すぐ「東京のー!」って言い出した時にね、私は「東京都のどこにプラスチックが残ってんですか?1年前のプラスチックが」と言った事があるんですけどね。

だからレジ袋の有料化とか、レジ袋を節約するっていうのは、プラスチック全部を使わないよりかもっと悪いんですよ。

つまり、プラスチック製品の中で最も環境に良くて、消費量が少なくて、みんなが便利な物。
その一番の象徴がレジ袋なんですよ。

一番良いものを最初に環境に悪いと言った人は、誰なんですかね。
出てきてほしいですよ。(笑)

議員は票だけではなく国民のことを考えて!

また、議員もですね、票の事だけ考えて。
レジ袋をなくしたらどんなに国民が面倒くさい思いをするか、なんていう事は。
日本の国民は我慢強いし、礼儀正しいし、ちゃんと規則を守るんですよ。

まあ、またちょっと話がずれるといけないんですが、家電リサイクル法を作る時にね、こんなのは日本しか、こんな法律は日本しかできないって言ったのが、通産省の課長でしたよ。

全く意味のない事だったんですね。あの家電リサイクル法っていうのは。
だけども、業界と官庁で騙せば良いっていう事なんですよ。

今度は、ヨーロッパかアメリカの悪徳環境運動家が騒いで、それを新聞とかNHKとかが、視聴率になるからって騒いで、それで、それに何か分かんない人たちが呼応して、そして遂には全国民が不便をする。

何の為にレジ袋あるのって。(笑)

何の為に鉄があって、何の為にコンクリートのオフィスに住んでて、何のために新幹線乗ってんの?って聞きたくなってしまいますね。

非常に残念で見てられませんよ、専門家としては。本当に見てられませんね。

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